イチローはどんなトレーニング機材を使っているの?

機械

 

43歳となった現在でも活躍を続けているイチロー。プロ野球選手の引退の平均年齢はおよそ29歳とされているなかでは凄いことです。

 

 

他の人とは違うから43歳という年齢でも活躍できているのでしょう。なにがどう違うのかというところで、トレーニングに絞ってピックアップしました。

 

 

 

 

イチローはいわゆる体を大きくするトレーニングは行っていません。体の筋肉を肥大させるというよりは、柔軟性を損なわずに筋力を強化することに重点を置いています。

 

 

 

筋肉を大きくさせることだけが筋トレではないという考えでしょう。柔軟性を損なわずに筋力を強化できるトレーニングとしてイチローが行っているのは、初動負荷トレーニングです。

 

 

 

初動負荷トレーニングという言葉を耳にしてことがある人はいるのではないでしょうか。初動負荷トレーニングというのは動作の初めに負荷をかけることにより、通常のプレーの動きに近い状態を作り出します。

 

 

 

そのことで、筋肉と神経の連動制を向上させるような目的のトレーニングです。そのほかには筋肉の柔軟性の向上、血流の促進、疲労物の撤去、瞬発力の強化、関節の可動域の拡大などなどいい効果が望めるトレーニングです。

 

 


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球界のトレーニングの風潮は?

 

 

球界全体というかプロスポーツ全体の風潮として、体を大きくするということに意識を置きすぎている選手が多い印象があります。もちろんラグビーなどは体を大きくしなければ不利になるので問題ないのですけどね。

 

 

 

プロ野球においてもウェイトトレーニングで体を大きくする風潮があります。そうすることで打者であれば飛距離を伸ばしホームランを打てるような体を作っているのでしょう。

 

 

 

しかし、ウェイトトレーニングに重点を置いた結果体のキレがなくなりパフォーマンスが低下して結果が出なくなり球界を去っていった選手は山ほどいます。

 

 

ウェイトトレーニング自体は、ストレッチ運動になるのでウェイトトレーニングを行うことで体の柔軟性がなくなるいうことはないのですがトレーニングの回数とか負荷の量など誤ったトレーニングを行うことで柔軟性がなくなるのです。

 

 


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イチローはどんなトレーニング機材を使用しているのか?

 

 

イチローが使用しているトレーニング機材は、肩関節の柔軟性を向上させるものや股関節の柔軟性、可動域を向上させるものなどがあります。イチローの自宅には、トレーニングルームがあります。

 

 

 

そこには、たくさんの初動負荷トレーニングを行うためのトレーニング機材があります。イチローは筋トレへの持論をもっています。イチローはあるインタビューでこのように言っていました。

 

 

 

人間はもって生まれた体のバランスがあるからそのバランスを崩すようなことはやってはだめだと。ウェイトトレーニングを行うことでそのバランスが崩れる可能性があるといっていました。

 

 

 

またイチロー自身がメジャーリーグに渡って筋肉量を増やしたことがあるそうですが、数キロ増えただけで体が重く感じたそうです。体を大きくするトレーニングは選手としての寿命を縮めるのでよくないということですね。

 

 

 

筋肉の出力も大事だがそれを生かすには柔軟性がなければいけないというところで初動負荷のトレーニング機材を使用して選手としての寿命を延ばしているわけですね。

 

 

 

イチローは細身に見えますが自分の体のバランス、適正な体重を維持しているアスリートとしては鏡のような存在なのではないでしょうか。体が大きくなってムキムキになることはだれもが憧れますしかっこいいです。

 

 

 

しかし、それは自己満足であってプレーに直結するかというとイコールではありません。目的意識をしっかりともちそれに向かって正しい努力をすることがイチローが長く活躍する秘訣です。

 

 


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