イチローが実践しているルーティーンにはどんなものがあるの?
プロ野球選手のみならず、プロスポーツ選手には自分だけのルーティーンというものがあると思います。
普段と同じ力を出すため、自分を落ち着かせるためなど様々な理由があります。
ラグビーで有名な五郎丸選手のルーティーンも一時期話題になりました。勝負師ですから、試合に勝ったときにやったことをその後も継続して行うなどルーティーンは日々生まれるものだと思います。
野球選手においてもルーティーンをしている選手はすくなくありません。有名どころで行くとイチローのバットを立ててピッチャーへ向けるというルーティーンなど。そこで今回は「イチローが実践しているルーティーンにはどんなものがあるの?」です。
野球選手で印象的なルーティーンをしている選手は、メジャーリーガーの前田選手や元西武のカブレラなど。前田はマエケン体操という肩甲骨周辺の筋肉をほぐす意味合いでの動きを登板前に行っています。
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印象的なマエケンのルーティーン
また、回の初めにグローブを胸にあてるような動きもしています。カブレラは打席に入って上体を反らすような動作をします。ルーティーンにはゲン担ぎの要素もあると思います。
ある選手は、スパイクを履くのは右足からと決めている人もいます。シャツに手を入れるときは右手からといったことも。いい結果を残していれば、次回の試合に取り組む際にも同じような動きを取り入れる選手が多いです。
逆に試合で負けたときは前と違うことをしたからかなと思う選手は少なくないと思います。カープの緒方監督は連勝し続けていた際にゲンを担いでパンツを負けるまで替えなかったという話もあります。
そこはさすがに替えたほうがいいと思いましたがそういうことはプロの選手の中ではザラにあるのかもしれません。ホームランを打った時の感触を忘れないために手を洗わないという選手もいたりします。
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イチローのルーティーンは多い
本題に戻りますが、イチローが実践しているルーティーンにはどんなものがあるのかということを見ていきましょう。ネクストサークルで、軽くバットを振る。バットを大きく回す。膝を開いて屈伸。膝を閉じて屈伸。股を開いて肩入れ。
軽くバットを振る。打席では右足を回す、左足を回す、しゃがむ、バットで右スパイクをたたく、左スパイクをたたく、足場をならす、ロージンを触る、バットを回す、袖を引っ張る。食生活では、毎日カレーを食べる。などなど。
カレーを今も食べているのかわかりませんが、昔は冷凍庫にストックをたくさん置いていました。こうやって見てみるとかなり細かい動きが順番に行われています。
打席に入る前、入ったあとのルーティーンはほぼ毎試合行っています。ものまねをされることもよくあります。打席に入る前のゴルフスイングのような動作については、体の開きを抑える為にやっているそうです。
バッティングの際、体が投手の方向を向くとボールを打てません。速い球、遅い球両方に対応するためには体を開かずに残しておかないと打つことが出来ません。それを意識づけするためにゴルフスイングのような動作を取り入れているのです。
バットを立てるような動作については、メジャーリーグでは相手を侮辱していると勘違いされた時期もありました。この動作は、目のピントを合わせるまた視野を投手付近に狭くするといった効果があると聞いたことがあります。
実際のところはわかりませんが、イチローの真似をする場合はみなバットを立てる動作をするのであれがイチローを象徴するものと位置づけられています。
ルーティーンはその選手に興味を持つ、好きになる為の要素の1つであり楽しみなものでありファンを喜ばせる位置づけにあるものではないでしょうか。
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