イチローが国民栄誉賞を辞退した理由を暴露!
このページは、イチローが国民栄誉を辞退した理由について詳しくお伝えします。
また、それにあわせてその際にイチロー選手が残した言葉についてもみていきます。
国民栄誉賞は「学術および文化の振興に貢献したもの」に与えられる賞です。これを与えられる国民というのは限られた人物で、人間国宝と呼ばれるような人が多く受賞しています。
野球選手では過去に、王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜などのレジェンドも受賞しています。そんな国民栄誉賞を2度も辞退している選手がいます。
それは現役メジャーリーガーのイチローです。もはや日本の安打製造機というべきイチローが辞退し続ける理由はなんなのか、そして何を考えているのかという点を掘り下げていきます。
Sponsored Link
イチローの凄いところは?
イチローは天才と称されています。日本時代は7年連続首位打者というありえない記録も打ち出し、また守備のスペシャリストに贈られるゴールデングラブ賞やベストナインなども受賞しており、走攻守すべてそろった野球選手です。
オリックスの日本一に貢献した人物でもあります。渡米してからもシーズン最多安打や首位打者をとっており名実ともに素晴らしい選手です。シアトルマリナーズ時代からのおっかけのファンもいるくらいファンに愛されている選手でもあります。
毎年安定した成績を残しているのはとてもすごいことです。相手がイチローの苦手としているボールやコースを攻めたとしてもイチローは対応するのでとてもすごいです。しかし、本当にすごいのは怪我をしないというところにあります。
それは、イチローは柔軟性が凄いからなせることでもあるでしょう。毎年、コンスタントに成績を残すには体がしっかりしていないとだめなので、そういった面ではとてもケア、準備を怠らない選手ということもできるでしょう。
国民栄誉賞を辞退した理由とは?
Sponsored Link
国民栄誉賞をもらえば大きな勲章になります。しかし、イチローは2度にわたり受賞を断っています。辞退した理由としては、まだ現役なので現役を引退した後に国民栄誉賞の受賞にふさわしい人物か判断してほしい旨の言葉を残しています。
現役中は野球にとにかく集中したいのでしょう。そのために残した言葉なのだと思います。ストイックで妥協を許さないイチローらしい言葉だと思いました。また、イチローの価値観もあるようです。
それは、いろんな分野の人が受賞している国民栄誉賞というのに興味がないという点です。また、受賞することにより政治に利用されることを嫌がっていたということも言われています。
2001年に打診されたときには「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」という言葉を残しています。
2004年に打診された際には「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する」という言葉を残します。イチローの成績であればいつでも国民栄誉賞を受賞できるほどなのですが、それらはあくまでも通過点。
イチロー自身はまったくそういったたぐいの賞にもう興味がないのかもしれません。そこがイチローがイチローである理由かもしれません。以前インタビューで、ただ試合に出ただけでつく記録には興味がないとの言葉を残しています。
何試合出場などの記録です。出場試合数が多いということはそれだけ長く活躍できているということなので凄いのですが、当の本人は目もくれていません。ただ出ているだけの記録で喜んでいるようではファンが怒るというのです。
安打数を現在も重ねており、このままいけば将来的にメジャーリーグだけでの最多安打記録も達成できるかもしれません。現在のイチロー自身が野球に対しての価値観をどこに置いてるのかはよくわかりません。
ただ、最多安打や首位打者という記録にはすでに興味がないのかもしれません。それは自分の為だけの記録であり、なにも価値がないものなのでしょう。
日米合算での安打記録を達成した時のインタビューでは、自分の記録よりもそれを喜んでくれるファンの人やチームメイトがいることがうれしいと語っています。
誰かを喜んでもらうことが今のイチローのモチベーションになっているのかもしれません。現役中はという理由で、国民栄誉賞を辞退するのもうなずけます。イチローが引退し、何年か経って受賞するような日がくればいいなと心から思います。
Sponsored Link
あなたにおススメのページ