イチローが背番号51を日本からつけている理由とは?
このページは、イチローが背番号51番を日本からつけている理由についてお伝えしています。
日本のプロ野球界で背番号1と言えばソフトバンクの会長を務める王貞治氏。背番号3と言えば長嶋茂雄巨人終身名誉監督というイメージが強く定着しています。
しかし、日本でこの背番号と言えばこの選手というイメージが近年最も強いのは背番号51のイチロー選手ではないでしょうか?マーリンズで51番に復帰したことで話題になりましたよね。
現在、日本のプロ野球界でも背番号51と言えばイチロー選手というイメージが定着しており、左の俊足好打者タイプの選手には背番号51が与えられ、将来はイチロー選手のような偉大な打者に成長してほしいという期待が与えられています。
そして、日本時代からメジャー移籍後もイチロー選手は背番号51を背負い続けています。ヤンキース時代に一時期背番号31を背負っていた時期もありましたが、イチロー選手は背番号51を一貫して背負い続けています。
メジャー移籍後は別としても、日本のプロ野球界では活躍をした選手には一桁の若い番号が与えらることが多いですが、イチロー選手はそれでも背番号51を背負い続けました。
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過去には背番号変更の打診があった
実際に何度か若い背番号への打診はあったそうなのですが、それを断り日本時代は背番号51を背負い続けていました。51という数字にイチロー選手はこだわりがあるのでしょうか?
実は、イチロー選手は51という数字に最初からこだわりがあったのではないそうです。51とイチロー選手が出会ったきっかけはオリックスからドラフト指名を受けた時でした。
ドラフト4位での入団だったためいきなり若い番号を託されるということはなく、名前の「一朗」という部分にちなんで末尾が1で誰も当時チームで背負っていなかった背番号51が与えられたのです。
まずこれがイチロー選手と背番号51が出会ったきっかけなのです。以降、自分自身がプロのキャリアをスタートさせた時に背負っていた背番号51を自分の番号に育てていくという目標を持ち現在も背番号51にこだわりを続けているのです。
それがイチローが51番を背負い続けている理由なのです。そうなると気になるのはヤンキースに移籍した時のイチロー選手の背番号です。当時、ヤンキースの背番号51は空いており、実際にヤンキースから背番号51の打診があったそうです。
しかし、イチロー選手はヤンキースで背番号51を背負うという選択はせずに、日本でキャリアをスタートさせて以降初めて背番号51以外のユニフォームに袖を通すことを選択したのです。
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ヤンキースで51番をつけなかった理由
なぜイチロー選手はそういった選択をしたのでしょうか?それには理由があります。実はかつてヤンキースの背番号51を背負っていたのは歴代でもトップクラスのスイッチヒッターである、バーニー・ウィリアムス選手が背負っていた背番号なのです。
イチロー選手はバーニー・ウィリアムス選手に憧れていたということもあり、尊敬する偉大なプレーヤーが背負っていた番号がヤンキースでどれだけの重みがあるかということも配慮してヤンキースで背番号51を背負うという選択はしなかったのです。
偉大な先人たちが背番号51という数字を偉大な番号に育てあげてきました。メジャーリーグの世界では前述のバーニー・ウィリアムス選手が51を偉大な番号に育てました。
そして、現在はイチロー選手の大活躍や何度も作り上げてきた伝説の数々により、日本では背番号51はイチロー選手の番号ということが強くイメージされるようになっています。
そして、メジャーリーグの舞台でもイチロー選手が背負っている背番号51を永久欠番にするという意見が多く上がるほどに背番号51は偉大な番号に成長しています。
イチロー選手と背番号51の出会いは言わば偶然だったと言えるでしょう。しかし、その偶然の出会いから20年以上経過した現在、背番号51と言えばイチロー選手と言われるほどに成長をしています。
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