松井秀喜とイチローの年齢はどっちが上なの?
このページは、引退した松井秀喜と今もバリバリのメジャーリーガーのイチローの年齢についてお伝えしています。
日本のプロ野球で活躍した選手がメジャーリーグに活躍の場を求めることが増えています。
しかし、残念ながら投手に比べて日本人野手はメジャーリーグにおいて通用したといえる選手が少ないのが現状です。例えば最近では、西武からアスレチックスに移籍した中島裕之は、メジャーリーグの舞台に立つことなく日本に戻ってきました。
特に内野手は天然芝の多いメジャーリーグに対応することは難しく、結果として日本人メジャーリーガーの多くは外野手という状態になっており、改めてメジャーリーグのレベルを痛感させされることとなりました。
イチローが1歳年上の関係
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そんな中で日本が誇る日本人メジャーリーガーのなかで、活躍している2トップともいえるのが、イチローと松井秀喜です。イチローは1973年10月22日生まれの43歳(2017年で44歳)。
松井秀喜は1974年6月12日生まれの42歳(2017年で43歳)と1歳違いです。イチローは2000年オフに日本からメジャーにわたり、かたや松井は2003年にFAを行使してメジャーリーグに渡りました。
それぞれイチローはシアトルマリナーズ、松井はニューヨークヤンキースとともにアメリカンリーグに所属したこともあり、二人はよくメジャーの試合で顔を合わせていました。
そのため、二人は年齢が1歳違いということもあり非常に仲が良かったといわれています。そもそもイチローと松井は、高校時代からの知り合いでした。
松井は石川県の名門、星稜高校で4番として、イチローは愛知県の名門、愛工大名電高校でエース兼外野手としてチームの中心選手でした。その二人は練習試合で初めて顔を合わせました。
その時からお互いにプロを意識した会話をしていたと知られています。同じ右投げ・左打ちの外野手というポジションが同じでありながら、イチローは俊足を生かしたアベレージヒッター。
松井秀喜はホームランが魅力なパワーヒッターとして全く違うプレースタイルであり、その違いもありライバル意識よりも互いの長所を吸収しあうという関係が築けていたのではないでしょうか。
イチローは過去に、松井とテレビでも対談をしています。その時イチローは松井秀喜に対して「ヤンキースで長く過ごしたいたこと自体が、選手としてのみならず人間としての偉大さを示している」とまで松井を評しています。
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イチローと松井はライバルではない
一方、松井もイチローに対して「グラウンドで会えば必ず挨拶する、マスコミがライバルだと報じたが、自身はイチローのことをライバルだとは思っていない」と評しています。
イチローも松井もそれぞれのことをリスペクトしていることがよくわかります。それもあってイチローは松井が引退するときには「ただただ寂しい」と珍しく感情的なコメントを残しています。
それだけイチローにとっては昔から知る野球選手で、唯一現役として残っていた1歳年下の松井秀喜の引退が衝撃的だったのでしょう。それは松井が長年活躍したニューヨークヤンキースのユニフォームに自身も袖を通すこととなったことでより一層悲しい思いが強くなったのではないでしょうか。
日本ではセリーグでホームラン打者として活躍していた松井秀喜と、パリーグでヒットを量産していたイチローはあまり多くの接点はありませんでした。
以前は現在のように交流戦もなく、リーグが違えばオールスターでしか会いまみえることがないという状況でした。そんな中でもお互いを、日本を代表する打者として意識をして、高めあった二人の活躍はメジャーリーグにおいて日本人野手という地位を作り上げました。
その後の日本人選手が多くメジャーリーグに挑戦するという流れを作ってくれた功績は多大なるものがあるといえるでしょう。これからもこの二人は様々な形で野球界に貢献してくれることでしょう。
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