イチローのスライディングに海外の反応はどうなの?
衰えることをしらない野球選手イチロー。イチローと同世代の選手はほとんど引退しています。
イチローよりも若い選手でも引退を余儀なくされるプロの世界です。
厳しい競争社会の中において、他の選手との差別化を図れなければ生き残って行くことは不可能でしょう。イチローはあらゆる部分において、他の追随を許さない選手ですがその中でもスライディングというところに着目しました。
スライディングというと地味な部類になりますが、その技術によって得点出来るか出来ないかの紙一重の部分が生まれてきます。盗塁の成功にもスライディングは影響を及ぼしますしね。
イチローの足の速さは?
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全盛期は50mを5秒代後半で走っていましたが、現在は6秒台前半ぐらいの走力になっています。驚異的なスピードですね。野球選手にとっては走塁時のみでなく、守備の場面においても足の速さは生かされます。
とくにイチローのような外野手であればなおさらですね。速く走る為には、地面と足の接触時間を少なくしなければいけません。いわゆるつま先走りのような走り方が速く走るための走り方です。
おそらくイチローもそのような走り方をしているでしょう。そうしなければ速く走れませんからね。イチローがメジャーリーガーとして長年活躍できているのには、この走力というのがとても大きなウエイトを埋めていると言えるでしょう。
盗塁だけでなく、内野安打が多いイチローですから脚力が落ちずに維持されているから長年活躍できているといっても過言ではないのです。
イチローのスライディングは?
では、イチローのスライディングはどうでしょうか。イチローは、スライディング時にスピードを落とさないというところが一番の特徴でしょう。スピードを落とさないというのは、ベースのかなり手前まで行ってスライディングをする必要があります。
これにはもう一つ利点があって審判のジャッジを惑わせるという点です。ベースの手前でスライディングすることで際どいプレーの時程セーフに見えやすいという点にあります。盗塁が多い選手はそういうスライディングをしているものと思います。
スライディングはコツを掴まないと難しいものですから職人技ともいえますね。とても地味に見えて、盗塁や脚力を武器にしている選手にとっては大切な技術になるのです。
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イチローのスライディングは忍者のよう?
イチローのスライディングについて、海外の反応はまるで忍者のようだ!とも言われています。2012年の10月8日に行われたヤンキース対オリオールズの地区シリーズ第二戦で、一塁ランナーのイチローが右中間への当たりでホームを果敢にねらいました。
普通の選手だと三塁で止まるような当たりですが、イチローはやっぱり足が早いのですね。アウトのタイミングではあったものの、タッチを上手くかいくぐりセーフとなっています。
イチローがスピードをホーム手前で緩めたためにキャッチャーのタッチのタイミングが狂い、まるでいたちごっこのようなプレーが生まれたのです。
忍者、いやイチローは普通にいけばアウトのタイミングだったのでどうすればセーフになるかをとっさに考えた結果があのプレーにつながったと語っています。
とっさに思いつくのもイチローならではというかセーフになろうと普通の選手なら考えないかもしれません。そういう姿勢が長い野球人生につながっているのかもしれません。
このときのプレーは世紀のスライディングと言われていました。ほとんど発生しないプレーというか、今後生まれることはないのでは?と思うようなプレーですよね。まさしく神ってると言わざるをえません。
2015年の4月の試合でも神ホームインをしています。マーリンズに移籍してからの話ですね。代打で三塁打を放ちその後ホームインしています。このときも捕手をかいくぐってのスライディングで賞賛されていました。
海外の反応は忍者!といわれていますが、まさしくその通りだと思いますね。日本人という理由だけでなく捕手を上手にかいくぐるところがイチローが忍者と言われる所以になるでしょう。
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