イチローのプレーオフでの打率はどれくらいなの?
このページは、イチローのメジャーリーグでのプレーオフの打率について詳しくお伝えしています。
アメリカメジャーリーグでも大成功を収めているイチローがどのような活躍をしているのか確認してみましょう。
1991年のドラフト会議で愛工大名電高校からオリックスブルーウェーブにドラフト4位で指名され、1992年シーズンからプロ野球選手として歩み始めたイチローは、2017年に25年目のシーズンを迎えることになります。
44歳となる今シーズンも所属するマイアミ・マーリンズで外野手の4番手という位置づけのスタートとなるものの、主力が週に1度は休みながら出場するケースが多いメジャーリーグでイチローの存在は重宝されています。
ワールドチャンピオンになってないイチロー
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強肩・堅守、そして安定した打撃と健在の足を生かしたオールマイティーなプレーヤーとしてイチローに対するマーリンズからの期待はそれだけ大きいものがあるのです。
イチローは2001年からメジャーの地に活躍の場を移し、以降16年間にわたってメジャー通算3000本安打や日米通算最多安打記録の更新など数多くの記録を残し続けてきました。
しかし、その中に一つだけ手にできていないものがあります。それは世界一という称号です。イチローはオリックスブルーウェーブ時代の1995年・1996年にそれぞれリーグ優勝を経験し、うち、1995年は日本一の栄冠に輝いています。
しかし、メジャーリーグに渡ってからイチローはシアトル・マリナーズ、ニューヨーク・ヤンキース、そして今のマイアミ・マーリンズの3球団を渡り歩いてきましたが、いずれの球団でもワールドシリーズ制覇には至っていません。
そこで、ここではイチローのプレーオフでの打率に焦点をあてていきたいと思います。イチローが2001年からメジャーリーグで活躍をし始めてから、実は今までで一番ワールドシリーズ制覇に近かったのは1年目ではないかと考えています。
この年のシアトル・マリナーズはイチローが出塁し、3番のブーン、4番に座るシアトルの英雄マルティネス、5番のオルルード等の活躍と投手陣の歯車が見事にかみ合いシーズン116勝という圧倒的成績でアメリカンリーグ・西地区を制覇します。
ディビジョン・シリーズではクリーブランド・インディアンスを一蹴するものの、リーグチャンピオンシップではニューヨーク・ヤンキースを相手に1勝に終わりワールドシリーズへの出場権を逃すこととなりました。
その後、チームはブーンやオルルードの不振、マルティネスの引退と補強の失敗が重なり幾度となく下位に低迷することが多くなりました。前半戦に好調でも、シーズン後半に失速することが目立ちました。
特に2008年シーズンではチームが大補強をするも結果的に投打のバランスがかみ合わずシーズン100敗を記録するなどマリナーズは最下位が指定席のようになっていきました。
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プレーオフ進出が遠いイチロー
2012年にヤンキースにトレードで移籍したイチローは打率.322、5本塁打、27打点と好成績をのこし、自身11年ぶりのプレーオフ進出に貢献します。
プレーオフのディビジョン・シリーズに出場したイチローはオリオールズを相手に23打数5安打3打点の成績を残し、リーグチャンピオンシップ進出に貢献しました。
迎えたタイガースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは17打数6安打2打点と好成績だったものの、内野の要であるジーターの怪我などもありタイガースに4連敗でリーグ優勝を逃してしまいます。
それ以降はヤンキースでもプレーオフに進出できず、移籍2年目の2016年シーズンもマーリンズは健闘むなしくプレーオフを逃すこととなったのです。なので、これだけ活躍しながらもプレーオフにそれほど多く出場していません。
プレーオフにおけるイチローの通算成績は40打数11安打(打率.275)と若干レギュラーシーズンの通算打率より低くなっています。
メジャー通算3000本を超えるヒットメーカーでありながら、16年のメジャーキャリアでまだ2回しかプレーオフに出られていないという事実も大きな驚きであるといえるでしょう。
イチローが引退するまでの間に果たしてプレーオフ進出、そしてワールドチャンピオンシップ制覇ができることがあるのか。おそらくイチローにとっては、ワールドチャンピオンが今の最も大きな目標になっているでしょう。
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